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中島啓太が最終戦首位ターン 蝉川泰果、金谷拓実と賞金トップ3で上位独占

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(1日)◇東京よみうりCC(東京)◇7023yd(パー70)◇晴れ(観衆1704人)

今季の国内男子ツアー優勝者、賞金ランキング上位者ら30人によるシーズン最終戦は中島啓太が首位をキープして大会を折り返した。

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前週「カシオワールドオープン」で初の賞金王戴冠を決めた勢いは止まらず、5バーディ、1ボギーの「66」で通算11アンダーまで伸ばした。今大会の優勝賞金4000万円を加えると、ツアー史上5人目(尾崎将司伊澤利光松山英樹池田勇太)の獲得賞金2億円超えを達成する。

この日は前半で4つ伸ばして勢いをつけたが、「セカンドが唯一のミスショットだった」という10番で今週初のボギーが出た。「その後もチャンスを2、3個外したけど、14番もピンチをパーセーブできた。まずまずの後半だったかなと思います」と振り返った。

この大会で、初日から首位を守る完全優勝を果たしたのは過去8人。直近では2012年の藤田寛之までさかのぼる。ここまでの2日間に続き、3日目も賞金王争いのライバルだった金谷拓実と同組。「もう優勝争いを2日間やっている気分なので、あと2日できるのがうれしい。最後まで良い戦いをしたい」と意気込んだ。

賞金ランキング3位の蝉川泰果が9バーディ、1ボギー1ダブルボギーでベストスコア「64」をマーク。ランク2位の金谷と並ぶ9アンダー2位に浮上し、賞金トップ3が上位を占めた。

藤田(10~12年)以来2人目の大会3連覇がかかる谷原秀人が6アンダー4位に浮上。岩田寛、前週初優勝の鍋谷太一ソン・ヨンハン(韓国)が5アンダー5位で並んだ。

平田憲聖が4アンダー8位。当地で2勝を挙げている石川遼は4バーディ、3ボギーの「69」でプレー。バーディとボギーが3つずつ入り乱れる上がり6ホールとなったが、稲森佑貴とともに3アンダー9位で週末を迎える。

<上位成績>
1/-11/中島啓太
2T/-9/蝉川泰果金谷拓実
4/-6/谷原秀人
5T/-5/岩田寛鍋谷太一ソン・ヨンハン
8/-4/平田憲聖
9T/-3/石川遼稲森佑貴

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