2008年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/20〜11/23 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
単独首位に近藤!石川遼が2打差に急浮上!!
宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。気温は初日よりは高いものの若干の風が吹き始め、振られているピン位置も手伝い、全体的に伸び悩む展開。順位は大きく入れ替わった。
単独首位に浮上したのは、この日2ストローク伸ばし通算5アンダーでホールアウトした近藤智弘。2番でボギーを先行させた近藤だが、その後3つのバーディを奪い集団から頭ひとつ抜け出した。近藤は宮崎県と相性があまり良くなく、毎年この時期に体調を崩しているという。この日も鼻づまりの声でコメントを残した。
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首位と1打差の通算4アンダー2位タイには、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ(スペイン)、プラヤド・マークセン(タイ)、松村道央の4人。さらに1打差の通算3アンダー6位タイには、丸山茂樹、石川遼、谷口徹など8人が集団を形成している。
イーブンパーの23位タイからスタートした丸山は、2連続バーディでスタートすると、4番、7番でもバーディ。この時点で首位に1打差まで迫ったが、その後はボギー、バーディを繰り返す展開。「残り2日間で7ストローク伸ばしたい」という。
そして、1オーバー34位タイからスタートした石川遼もスコアを伸ばしてきた。前半は2バーディ、1ボギー。後半に入ると距離の短い13番パー4でバーディを奪い、17番パー3はカラーから9mをパットでバーディ。最終18番パー5は2日連続の2オンとはならなかったが、バーディで締め一気に優勝争いに絡める位置に浮上してきた。