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天沼知恵子が5年ぶりの優勝!古閑美保と大山志保が2位タイ

千葉県の千葉廣済堂カントリー倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第11戦「廣済堂レディスゴルフカップ」の最終日。熾烈なトップ争いが繰り広げられ勝利の行方が最終18番までもつれる中、天沼知恵子が通算7アンダーで5年ぶりの優勝を挙げた。

天沼は、出だしの1番でボギーを叩き嫌なムードが漂ったものの、その後をパーでしのぐ我慢のゴルフを展開。最終18番では、同組でラウンドした古閑美保大山志保の2人が先にバーディを決め、一時6アンダーで並ばれたものの、最後にバーディパットを沈めて逃げ切った。「嬉しいです。言葉が出ない心境ですね。大山さんと古閑さんと、3人で集中し合えたのが良かったです。凄く戦ったなあ、という実感があります。ラウンド中はこの5年間のことが頭をよぎりました。優勝争いの緊張感も気持ち良かったです」

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通算6アンダーの2位タイには、5バーディ、2ボギーでラウンドした古閑と、最終的に2つスコアを伸ばした大山が入った。

注目選手では、飯島茜が3バーディ、1ボギーと2つスコアを伸ばし、通算4アンダーの単独4位に入った。「今日は優勝を目標に1打1打集中していきました。ショットが良くてバーディチャンスも多かったのですが、パットでラインを読み間違えたのが痛かったですね」

女王不動裕理も3バーディ、2ボギーと1つスコアを伸ばしたが、上位陣をとらえるまでには至らず、通算2アンダーの単独6位でフィニッシュ。「今週は全部が噛み合いませんでしたね。唯一、ロングパットが数多く決まったのだけが良かったです。来週は優勝のきっかけになるような試合に出来ればと思います」

2006年 廣済堂レディスゴルフカップ



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