4日間、アンダーパーでのラウンドなく最終戦を終えた有村智恵。来季へ向けこの悔しさを生かしたい！

09年に5勝を挙げた有村智恵だったが、今季は「スタジオアリス女子オープン」の1勝のみ。今季最終戦となった「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で、有終の美を飾るべく、最終日は首位と6打差の6位からスタートした。

しかし、出だしの1番、2番で連続ボギー。「風が強くて難しかった」とその後もバーディを奪えない。9番をボギーとして、17番でこの日唯一のバーディを奪ったが、最終ホールもボギーとして、この日は「75」と3つスコアを落として通算7オーバーでホールアウト。順位は6位タイで4日間の戦いを終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

「本当に最後まで良い所なく終わりました。ショットもパットも良くなかったし、最終戦最終日でこういう終わり方は悔しいです」と有村。今年は夏場に海外ツアーにも参戦した影響もあり、シーズン終盤は体力面でも一杯一杯だったことを打ち明けた。

シーズン序盤から賞金女王獲得を宣言していたが、「プレッシャーの中で自分がしたかったことが出来なかった。来年はそれを糧にしてやっていきたいです」という。シーズンオフは下半身を鍛え、打ち込みを増やしてショットを安定させたいと来シーズンへ向けてのプランを話した。