神奈川県の大箱根カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー第19戦「新キャタピラー三菱レディース」の初日。先週より日本ツアーに復帰し、好調の宮里藍が大爆発。7アンダーの「66」をマークし、一気に抜け出し単独首位に立った。また、このところ調子の出ない横峯さくらも4位タイと好位置につけている。

この日、アウトからスタートした宮里は、出だし1番のロングでいきなりバーディを奪いギャラリーを沸かせた。その後、前半はパーが続き、2つのバーディに終わったものの、後半の10番からは宮里らしいパフォーマンスを披露。4連続バーディを奪い、首位の座を確定的にした。結局、終わってみれば7アンダーでフィニッシュし、今大会完全優勝に向けて最高のスタートとなった。

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これに続いて、単独2位につけたのが福嶋晃子だ。宮里と同じく1番でいきなりバーディを奪い、その後も3番、6番でバーディと一気に波に乗った。宮里の連続バーディのような派手さはなかったものの、着実にスコアを伸ばし、しかもノーボギーと実力を発揮。明日からのプレーに大いに期待がもてる。

そのほか注目の横峯は、15番でイーグルを決める見せ場を作るなど、宮里と4打差の4位タイ。久し振りに初日からいい位置につけている。さらに表純子も横峯と同じ4位としたが、ディフェンディングチャンピオンの木村敏美はスコアを伸ばし切れずに、イーブンパーの17位タイでホールアウトしている。