香川県の屋島カントリークラブで行われている、国内女子ツアー第3戦「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」の2日目。18番でイーグルを奪う選手が続出し、会場は興奮が覚め止まぬまま大会2日目を終えている。

大会初日、イーブンパーの静かなスタートを切った不動裕理だったが、この日は女王の貫禄を見せる。4番パー5でイーグルを奪うなど前半で4つスコアを伸ばし上位に顔を出すと、最終18番ではこの日2回目のイーグルで通算6アンダーでフィニッシュした。27位から5位に急浮上した不動は、首位と2打差の絶好の位置につけている。

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この大会は得意と豪語する藤井かすみは、前半伸び悩んだが、最終18番でイーグルを奪うなど後半だけで4つ伸ばし、通算8アンダーの首位をキープした。首位スタートという完璧な形で大会連覇を狙う。

藤井と並び首位に並んだのは高橋美保子。藤井と同じく前半は苦戦したが、後半で徐々にペースを取り戻し、最終18番で高橋もまたイーグルを奪った。これで藤井に追いついた高橋は首位タイで最終日を迎える。

そのほか注目の宮里藍は、この日1度もバーディを奪うことができない我慢のゴルフを強いられ、通算2アンダーの12位タイに後退している。