選手コメント集/NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日
2004年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
期間:08/13〜08/15 場所:軽井沢72G北C(長野)
福嶋が大爆発!北田と並び首位浮上
長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで行われている、国内女子ツアー第16戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の2日目。昨年は3日間雨の中行われたが、この日も天候は快晴、風はほとんどなく気温も24度と絶好のコンディション。上位陣をはじめ、各選手がスコアを伸ばしている。
大会2日目、通算9アンダーで首位に浮上したのは、大会3連覇を狙う福嶋晃子。スタート前に目標スコアを66に設定していた福嶋は、前半から順調にバーディを積み重ねていくと、終盤15番から17番3連続バーディを奪って締めくくり、この日7バーディノーボギーの完璧なゴルフを披露した。1988年ツアー制施行後では初となる、同一大会3連覇に王手をかけた。
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また、同じく首位に浮上したのは22歳若手のホープの北田瑠衣。前半は9番のバーディ1つだけと我慢のゴルフが続いたが、後半で5つのバーディを奪う猛チャージ。今年の5月に初優勝を挙げたばかりの北田が、早くもツアー2勝目を飾ることができるのか。
一方、福嶋と同じ組でラウンドした宮里藍は、前半で3つのバーディを奪い上位陣にジワリジワリと詰め寄ったが、後半は一転して苦しい展開。試合後のインタビューで「後半はティショットがばらついてしまった」とコメントを残した宮里は、12番でボギーを叩き後退、15番でバーディを取り返すも、17番で再びボギーを叩いてしまい通算4アンダーの8位タイで2日目を終えている。
そして女王不動裕理は、1アンダーの25位からのスタート。前半1つスコア伸ばして後半に突入したが、出入りの激しいゴルフとなりこの日1つスコアを伸ばしただけ。通算2アンダーの22位タイに低迷している。
そのほか初日3アンダーの好スタートを切ったアマチュアの宮里美香は、この日スコア77を叩く大乱調で通算2オーバー。予選通過に1打届かず涙を呑んだ。