馬場ゆかり「まさか、まさかのフォン・シャンシャン」
2004年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント
期間:08/27〜08/29 場所:ヨネックスCC(新潟)
古閑が猛チャージをかけ2位に浮上!馬場が首位をキープ
新潟県にあるヨネックスCCで行われている国内女子ツアー第18戦「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」の2日目。天気は快晴、絶好のゴルフ日和の中、白熱した戦いが繰り広げられている。
この日も安定したゴルフを見せてくれたのは、プロ2年目21歳の馬場ゆかり。首位スタートの馬場は前半で1つスコアを伸ばすと、後半15番、そして最終18番パー5できっちりバーディを奪い単独首位をキープ。通算8アンダーまで伸ばし、ツアー初優勝に王手をかけた。
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首位の馬場を1打差で追うのは、この日スコア「66」をマークした古閑美保。前半は1つスコアを伸ばすだけの静かなスタートだったが、後半から猛チャージをかける。11番パー4でチップインイーグルを奪い勢いに乗ると、13、14、17番でバーディを奪い後半スコア「31」をマーク。2日目を終えて絶好の位置につけ、大会連覇を狙う。
また、通算5アンダーの3位タイには、藤井かすみ、西塚美希世、大塚有理子の3人。藤井は出入りの激しいゴルフで、この日スコアを2つしか伸ばせなかったが、終盤17、18番で連続バーディを奪い最終日に繋がるプレーを見せてくれた。首位とは3打差の位置から逆転優勝なるか注目したい。
そして通算4アンダーの6位タイには、この日2つスコアを伸ばした女王不動裕理。通算1アンダーの18位タイには、宮里藍が控えている。最近2試合、最終日に好スコアをマークしているだけに目が離せない。
そのほかアマチュア対決は、若林舞衣子が最終18番でクリークにつかまるなど、この日スコアを2つ落としてしまい通算イーブンパーの25位タイ。7月に行われた「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で3位タイに入り、一躍脚光を浴びた金田久美子は、この日イーブンパーで回り通算3オーバーの44位タイ。ぎりぎりで予選通過を果たした。なお、諸見里しのぶは通算4オーバーの58位タイと1打及ばず予選落ちを喫している。