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宋ボベが首位に浮上!さくらはギリギリ予選突破

富山県の八尾カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー第12戦「日医工女子オープンゴルフトーナメント」の2日目。韓国の宋ボベがスコアを6つ伸ばして通算11アンダーの単独首位に浮上。初日に首位で並んだ上原彩子表純子は、共にスコアを4つ伸ばして通算10アンダー、首位と1打差で最終日を迎えることになった。

通算8アンダー4位タイは黄アルム辛ヒョンジュの韓国勢が並び、通算6アンダー単独6位に不動裕理が続いている。次週に海外メジャー「全米女子オープン」を控える馬場ゆかりは、通算5アンダーで飯島茜と並び7位タイ。同じくメジャー前の横峯さくらは、スコアを伸ばせず通算1オーバーでホールアウト。ぎりぎり予選を通過を果たし、最終日に巻き返しを狙う。

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初日に4アンダー6位タイと好スタートを切った小松亜有は、スコアを3つ落して通算1アンダーの23位タイに後退。同じく6位タイに付けていた久保啓子は5ストローク落して通算1オーバー、横峯と並び45位タイで予選通過は果たした。

<表、6年ぶりの勝利に前進!>

首位タイからスタートした表が、3連続を含む5バーディ、1ボギーの「68」をマーク。序盤の2番で1.8メートル、3番で4.5メートル、4番では14メートルを捻じ込み、一時は独走態勢を築く勢いだった。後半は「10番のバーディパットを打ちすぎて、タッチが弱くなった」と伸び悩み後退したが、首位に僅か1打差で迎える最終日。2週前の「ニチレイレディス」では久々に優勝争いを演じたものの、惜しくも3位タイに終わった。「あの時は(優勝を)意識していなかったけど、固く行こうと思っていたかもしれない。後半の後半にバーディを獲れないと勝てないと思うので、そこは攻めていきたい」。反省を活かし、再び巡ってきたチャンスを6年ぶりの勝利に繋げる。

宋ボベが単独首位に浮上、優勝に王手>

初日に続きスコアを伸ばし合う展開となった2日目、その中にあってもボベの勢いは一つ抜けていた。スタートホールの1番(パー5)では、グリーン左奥カラーからの3打目をパターで沈めてバーディ発進。その後前半だけで計5つのバーディを奪い、この日7バーディ、1ボギーの「66」。通算11アンダーとして3位タイからの浮上を果たし、2年ぶりの勝利に王手をかけた。「パットもショットも良かった」というボベは、この2日間で叩いたボギーは僅かに2つと抜群の安定感を誇っている。先週までの2週間、扁桃腺の腫れにより韓国で入院していたボベが、復帰戦でいきなりの勝利を手にできるか。

<不動は首位に5打差で最終日へ>

上位に若手が顔を揃える中、首位に5打差ながら単独6位につける不動の存在感はひときわ大きい。この日、前半の4番、5番で連続ボギーを叩き一時は後退するが、その後は3バーディを奪って巻き返し、スタート時の6位に戻してきた。だが、ホールアウト後の不動はショットに対して不満顔。「ボールはピンから離れていくし、ロングでサンドウエッジを寄せているだけ。ショットはぜんぜん良くないです」と笑顔は見られなかった。「トップとは離れているので、どんどんピンを狙っていくしかない」と、大逆転劇に向けて静かに闘志を燃やす。

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2011年 日医工女子オープンゴルフトーナメント



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