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アン・ソンジュが大会連覇!今季4勝目

群馬県の吉井カントリークラブで開催されている、国内女子ツアーの第22戦「SANKYOレディースオープン」の最終日。通算7アンダー首位タイでスタートしたアン・ソンジュ(韓国)が、スコアを2つ伸ばして通算9アンダーで優勝。大会2連覇を果たし、今季早くも4勝目を挙げた。

通算7アンダー2位タイには、この日バーディラッシュをみせた大山志保イ・ジウ(韓国)、全美貞(韓国)の3人。大山は前半に2度の連続バーディを奪ったが、終盤伸び悩んでしまった。通算6アンダー5位タイには、大城さつき辛ヒョンジュ(韓国)の2人が並んだ。

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さらに通算5アンダー単独7位が不動裕理横峯さくら有村智恵は通算3アンダーの11位タイ、この試合が引退会見後初の試合となった古閑美保は、通算1アンダー24位タイとなった。

<アンが大会連覇、賞金女王レースを大きくリード>
前半から中盤にかけて伸び悩み、一時は混戦の様相を呈したが、後半の勝負どころでいよいよ本領発揮。首位タイで迎えた16番、残り82ヤードの2打目をピン左1.5mにつけるバーディで一歩抜け出すと、17番(パー3)ではピン左3mにつけ、自身も「優勝を確信した」という決定的なバーディ奪取。優勝賞金1,800万円を獲得し、賞金総額は早くも1億円を突破。2位で追う横峯さくらとの差を3,000万円以上に広げ、賞金女王レースでさらに優位に立った。

<大山は2位タイ、16番のボギーに悔い>
首位を5打差で追う大山は、14番までに5バーディを奪い猛追。上位のスコアが停滞する中、15番を終えた時点で通算7アンダーの首位タイに躍り出ていた。しかし、16番で落とし穴が待ち受けていた。「その前に1回、右にプッシュしていたのが頭をよぎった」と、ティショットを左に曲げる痛恨のミス。3オン2パットのボギーを叩き、流れを自ら断ち切ってしまった。それでも、「その他はパーフェクトに近いくらい良かった」と手ごたえは十分。3年ぶりとなる復活優勝は、確実に近づいている。

<韓国勢が上位に名を連ねる>
9位タイからスタートしたイ・ジウが「67」、5位タイからスタートした全美貞も「68」をマークし、ともに通算7アンダーの2位タイフィニッシュ。「全体的にショットの調子が良く、チャンスで決められた」とジウ。今週は弟がキャディを務め、「話しながらリラックスしてプレーできた」と笑顔をのぞかせた。全は、昨年大会の単独4位を上回る好成績。しかし、昨年もアンに競り負けていただけに「後半のチャンスにつけたところでバーディを獲れなかった」と悔しさを滲ませた。

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2011年 SANKYOレディースオープン



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