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全美貞が単独首位発進!服部真夕が2打差2位タイ

◇国内女子◇日医工女子オープンゴルフトーナメント初日◇八尾カントリークラブ(富山県)◇6502ヤード(パー72)

現在賞金ランクトップを走る韓国の全美貞が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、6アンダーで単独首位発進に成功。今季2勝目に向け好スタートを切った。2打差の2位タイに林綾香、そして前週の「アース・モンダミンカップ」を制した服部真夕がつけている。

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トップとは3打差、3アンダーの4位タイにカン・ヨウジン(韓国)と16歳のアマチュア河野美桜佐伯三貴原江里菜イ・ボミ(韓国)ら13人が2アンダーの6位タイで並んでいる。有村智恵は1オーバーの46位タイ、ディフェンディングチャンピオンの上原彩子は3オーバーの69位タイと出遅れた。

<服部、2週連続優勝に意欲>
最終18番パー5、残り260ヤードを3番ウッドで打った2打目は、「手前からすごく跳ねてグリーンに乗りました。ビックリです」と花道を駆け上がり、自身も驚きの2オン成功。2パットのバーディで締めて首位に2打差に迫り、2週連続優勝への期待をいっそう膨らませた。

その時々の調子によって、ドライバーの飛距離が変わるという服部。「今日はほとんど芯に当たっていたし飛んでいた。調子はいいな、と思ってプレーしていた」。飛距離のアドバンテージを存分に活かしたラウンドは、先週に引き続いての好調さを物語っていた。スタートホールの1番パー5も2オンに成功し、悠々のバーディ発進。9番、14番のパー5も2打目をグリーン近くまで運び、4ホール全てのパー5でバーディを記録。「今日はロングでラクに獲れた」と、服部の持ち味が光った磐石の試合運びだった。

この日は、真夏を思わせる28.3度という暑さ。シーズンも中盤に差しかかり疲労も見え始める時期だが、「疲れはあまり感じていません。他の選手が疲れている間に、自分が“いくぞ!”という気持ちでやっています」と涼しげな表情で続ける。先週の優勝については「先週のことは先週。気持ちを新たに臨んでいる」と口にしながらも、2週連続優勝への意欲は当然ながら高い。「初日に良いスタートが切れたので、(連続優勝を)頭に入れながら明日以降もやっていきたい」と、淀みなく答えた。

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2012年 日医工女子オープンゴルフトーナメント



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