藍、キム・ミヒョン引退に「すごくさみしい」
2003年 We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/12〜06/15 場所:ジャパンメモリアルGC(兵庫)
李知姫がシーズン3勝目に向け一歩リード!
兵庫県にあるジャパンメモリアルGCで開催されている、国内女子ツアー第10戦「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」。今週は4日間トーナメントのため、2日間の予選ラウンドを終えてもまだ2ラウンド残っている。したがって、優勝の行方はまだまだ分からないのだが、韓国の李知姫が一歩抜け出した。
4アンダー4位タイからスタートした李は、序盤からバーディラッシュで面白いようにスコアを伸ばした。13番パー3でボギーを叩いたが、全部で8つのバーディを量産。この日だけで7ストローク伸ばし単独首位に踊り出た。
<< 下に続く >>
開幕2戦目の「プロミスレディス」翌週の「再春館レディース火の国オープン」と2週連続優勝を果たした李は、その後も好調のゴルフを維持し、先週行われた「リゾートトラストレディス」でも2位に入っている。現在賞金ランキングは3位、李の勢いは女王不動を脅かす存在になってきた。
2打差の2位には山口裕子と竹末裕美の2人が並んでいる。竹末は昨年8月のプロテストに合格した新人だ。昨年末のクオリファイングトーナメントで20位に入り今シーズンの出場資格を掴んだが、これまで10試合に出場し予選通過は半分の5試合。先週、自己最高の21位を記録している。
8アンダー単独4位には台湾の魏ユンジェ、さらに1打差の7アンダー単独5位には高校3年生の横峯さくらが踏ん張っている。初日はライバルの宮里藍と同じ4アンダー、そして2日目も3ストローク伸ばしている。今年、昨年の日本ジュニアから横峯のほうが好成績を上げることが多いが、今週も横峯が意地をみせるのだろうか。
対するライバル宮里は、この日イーブンパーで4アンダーは変わらず10位に後退してしまった。しかし、プロと比べて体力的にも引けを取らないので、残り2日間で巻き返しを図り優勝争いに加わってくるかもしれない。