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現役女子大生の佐伯三貴がツアー初優勝!

静岡県にある川奈ホテルゴルフコース富士コースで開催されている、国内女子ツアー第5戦「フジサンケイレディスクラシック」の最終日。東北福祉大学4学年に在籍し、通算3アンダーの2位タイからスタートした佐伯三貴(22)が、通算6アンダーにスコアを伸ばしてツアー初優勝を飾った。

初勝利へのプレッシャーがないはずはなかった。しかし、前半でスコアを1つ伸ばして折り返すと、13番から3連続バーディを奪取。一気に単独首位に躍り出た佐伯は、後続に2打差をつけて迎えた最終18番をボギーとするが、1打差で何とか逃げ切りツアー初優勝を飾った。プロ登録後112日目での優勝は、これまでの最速記録(ツアー制度施行後)だった宮里藍の146日を更新する大記録。また一人、女子プロゴルフ界の人気を牽引する若きヒロインが誕生した。

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通算5アンダー単独首位でスタートした上原彩子は、初勝利の重圧に耐えながら14番までスコアを1つ伸ばす。しかし迎えた15番パー4、FWで放った第2打は右へ大きく曲がり、グリーン右の斜面下へ。3打目でもグリーンをとらえ切れず、4オン2パットで痛恨のダブルボギー。結局この日スコアを4つ伸ばした米山みどりと並び、通算5アンダーの2位タイで終えた。

また、佐伯と同じく2位タイからスタートした飯島茜は、16番パー5のティショットを左の林へ打ち込んでOBとするなど、通算4アンダーの4位タイフィニッシュ。昨年の大会で大山志保にプレーオフで敗れた雪辱を晴らすことはできなかった。同じく、15番から4連続バーディで締めた横峯さくら、藤田幸希の3人が4位タイで競技を終えている。

ほか、ディフェンディングチャンピオンの大山志保は通算1アンダーの8位タイ。前週優勝の上田桃子は通算3オーバーの25位タイとした。

2007年 フジサンケイレディスクラシック



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