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先週の借りを返した!李知姫が今季4勝目!!

国内女子ツアー第24戦「SANKYOレディースオープン」が、群馬県の赤城カントリー倶楽部で開催された。初日は昨年優勝の木村敏美が7アンダーの単独首位に立ち、2打差の2位には昨年最終日に、15番ホールでスコアを崩し優勝を逃した藤井かすみが付けていた。

昨年と同じような展開を思わせるスタートになったが、最終日は名前が入れ替わっただけで昨年と同じような事態になってしまった。優勝争いは初日から首位をキープする木村敏美、3打差の3位からスタートした李知姫。さらに、スコアを大きく伸ばしてきた不動裕理中田美枝がジワジワとその差を詰めてきた。

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2アンダー9位からスタートした不動は、8つのバーディを量産し、首位と2打差まで詰め寄ったが、最終18番パーで3打目を池に入れてしまい7アンダー4位で終了。不動と同じく5ストローク伸ばした中田は、通算9アンダーで単独2位に入ることができた。

最終組の木村、李の対決は、前半から白熱した。3連続バーディでスタートした木村に対し、李は着実にバーディを積み重ねていった。13番パー5で互いにバーディを奪い10アンダー譲らず。勝負の明暗は15番ホールに待っていた。ピン手前3メートルにつけた李に対し、木村のセカンドショットは右サイドのカラーに止まってしまった。

このホールのグリーンは傾斜も強く、多くの選手が3パットをしていた。木村はファーストパットを1.5メートルに寄せたが、返しのパーパットを外しボギー。対する李は慎重にバーディパットを沈め、一気に2打差がついてしまった。昨年は藤井がこのホールで崩れたが、今年は木村が難グリーンの洗礼を受けてしまった。

勢いに乗る李は、最終18番パー5でもバーディを奪い通算12アンダーで、今シーズンの4勝目を飾った。賞金争いで首位を独走している不動とは差が開いているが、李は最後まで諦めずに追いかけたいと言う。残り6試合、李がどこまで不動に近づけるか注目される。

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2003年 SANKYOレディースオープン



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