選手コメント/ミズノクラシック最終日
2003年 ミズノクラシック
期間:11/07〜11/09 場所:瀬田GC北C(滋賀)
A.ソレンスタムが24アンダーのツアー記録で3連覇達成!!
日本と米国の両女子ツアー共同開催となる「ミズノクラシック」が、滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開催された。米ツアーのランキング上位選手が勢ぞろいしたが、彼女たちも女王アニカ・ソレンスタムの脇役でしかなかった。今大会3連覇を狙うアニカは、初日、2日目に9バーディを奪い18アンダーまで伸ばした。2位に6打差を奪い最終日を迎え、その差はさらに開いていった。
2日間パー5ではすべてバーディを奪ってきたアニカだが、最終日は1番パー5でバーディを奪えず前半2ストロークしか伸ばせなかった。しかし後半は13、15番でバーディを奪うと上がり2ホールのパー5でもバーディフィニッシュ。17、18番は3日間とも確実にバーディを奪いスコアを伸ばした。
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3日間通算24アンダーはもちろん米ツアーでも新記録。ボギーを1つも叩かず、24このバーディを奪う完璧なゴルフを日本のファンに見せつけた。今週の優勝で米ツアーの3年連続賞金女王が確定。3年連続というのはツアー史上初の快挙となる。
アニカとは9打という大差を付けられたが、15アンダーの2位には韓国の朴セリ、グレース朴とアニカと同じスウェーデンのソフィー・グスタフソンの3人が並んだ。韓国を代表する2人の朴は賞金争いでもアニカを追いかけていたが、絶好調のアニカを捕らえることはできなかった。
また、14アンダー単独5位には、日本の賞金女王不動裕理が食い込んだ。米ツアー勢が上位を占めていたが、不動が日本の第一人者として意地を見せた。今週の試合を終えて日本ツアーは残り3試合。その3試合の優勝賞金を現在2位の李知姫が獲得しても不動を上回ることはできなくなった。したがって、日本ツアーも女王が確定。不動が4年連続でその栄誉を掴むことになった。