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「今週は緊張しようと思う」魏ユンジェが3アンダー単独首位

国内女子ツアー「新キャタピラー三菱レディース」が神奈川県の大箱根カントリークラブで開幕した。朝から雨模様となり、気温も20度を下回る肌寒いラウンドとなった。

初日首位に立ったのは、3アンダーをマークした台湾の魏ユンジェ。5バーディ、2ボギーという内容だが、バーディ5つの内3つは10メートルを越えるロングパットだった。

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「今日はパターが調子良かった。昨日、御殿場で弟とパター戦をやりました。練習を兼ねて、ちょっと賭けをしました」。現在高校3年生の弟が、夏休みを利用して姉のところにやってきた。そして、キャディとして芝目を読むなど、姉弟のタッグで試合に臨んでいる。

昨年のプロテストではダントツのトップ合格。そして、今シーズンのシード権も獲得した魏は、今シーズンも安定した成績を残している。先週行われたNEC軽井沢では、最終日にスコアを伸ばせず優勝争いから脱落してしまったが、「緊張はあまりなかったんですけど、キープしようという気持ちが体を堅くしていたみたいです。だから、今週は緊張した方がいいかな、と思います」

魏は、昨年この大会で優勝した天沼知恵子と同じ、太平洋クラブ御殿場で生活をしている。ツアー初優勝を地元(?)神奈川で挙げることができるか、明日以降も注目したい。

2アンダーの2位には、小野香子と川崎充津子、鬼沢信子の3人が並んでいる。昨年頚椎を痛め苦しいシーズンを送った小野は「今年は本当に体調が良いです。このところ、ショットの調子が良いので、パットが入ってくれれば・・・」。前半1オーバーで折り返すと後半12番パー3から3連続バーディで2アンダーまで伸ばした。

さらに1打差の1アンダーには、5番パー3でホールインワンを達成した塩谷育代を始め、大場美智恵肥後かおり、坂上晴美の4人が並んでいる。

2連覇を狙う天沼は、御殿場で同じ寮に住む魏と同じ組でラウンドし、イーブンパーの9位タイ。賞金争いで首位に立った不動裕理は、3オーバー34位と少し出遅れた。

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2002年 新キャタピラー三菱レディース



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