上田桃子が「新キャタピラー三菱レディース」を欠場
2002年 新キャタピラー三菱レディース
期間:08/23〜08/25 場所:大箱根CC(神奈川)
高又順が単独首位浮上
国内女子ツアー「新キャタピラー三菱レディース」の2日目。前日の雨は収まり、1日中曇り空となった。そして、風も少し出始め選手たちのショットに微妙な影響を与えた。
初日3アンダーの単独首位に立った台湾の魏ユンジェは、バーディを奪えず、3ボギーでイーブンパーの4位に後退した。代わって首位に踊り出たのは、韓国の高又順だった。イーブンパーの9位からスタートした高は、3バーディ、ノーボギーで3アンダーまで伸ばした。
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「今日はアウトで1度ピンチがあったけど、アプローチが良くて。ガマン、ガマンと思ってやったのが、ノーボギーのラウンドになったと思います。明日も今日のゴルフができれば、勝てるかもしれない」
先週のNEC軽井沢で高は、10アンダーをマークしたが、福嶋晃子には追いつけず2位になった。その好調さを持続して2年ぶりの優勝を狙う。
1打差の2位には、スコアを1つ伸ばした肥後かおり。「パーを拾って拾ってという感じです。今の自分にとって予選通過して、3日間やることが目標ですので、こんな上位でやれることは嬉しかったし楽しかったです」
今シーズンの肥後は、虫垂炎で10日間入院したり、5月には右ひじを痛めたりと苦しいシーズンを迎えている。「明日は元気な高ちゃんと一緒ですから、元気をもらって、あと1日頑張りたいと思います」
さらに1打差の1アンダーには、初日2アンダーの2位につけていた鬼沢信子が踏ん張っている。前半バーディを1つ奪いスコアを伸ばした鬼沢だが、11、12番で連続ボギーを叩くと、16番ボギー。イーブンパーまで落としてしまった。
「最後は気合いで入れました!風の日には、リズムを崩さないように、テンポ良くを心がけました。優勝を意識した中で、自分がどんなプレーができるか見てみたいです」
アンダーパーは以上の3人だけ。イーブンパーの4位には米山みどりと、初日首位の魏。ディフェンディングチャンピオンの天沼知恵子も1オーバー6位まで浮上してきた。