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2002年 シスコワールドレディースマッチプレーチャンピオンシップ
期間:10/31〜11/03 場所:成田ゴルフ倶楽部(千葉)
ウェブも消えた!日本も米山みどり、不動裕理が準々決勝進出!
日米女子ツアーで唯一のマッチプレー「シスコワールドレディースマッチプレーチャンピオンシップ」は、2日目に2回戦8試合が行われた。しかし、この2回戦が行われる前に、1回戦で決着がつかず日没サスペンデッドになった黄玉珍とレイチェル・テスキの試合が行われた。
初日の最終組でスタートしたこの試合は、18ホールで決着するどころか、エキストラホールを9ホール消化しても決着がつかなかった。しかし、2日目の9時30分に再スタートをすると、1ホール目であっさりと終わってしまった。テスケが2回戦に進出した。
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迎えた2回戦、初戦で女王アニカ・ソレンスタムを破る金星を上げた天沼知恵子は、同じく1回戦で高橋美保子を5アンド4で破ったロージー・ジョーンズと対戦。初戦の勢いはなく、高橋同様5アンド4で敗れた。
初日は秋晴れのゴルフ日よりだったが、この日は予報どおりの雨。視界も悪く、冷たい雨が選手たちのスウィングを妨げた。
2試合目は韓国のハン・ヒー・ウォンとローラ・ディアスの対戦。1回戦で同じく韓国の先輩、高又順を破り勢いに乗ったハンが3アンド2で3回戦に進出。
そして第3試合、米山みどりが1回戦で藤野オリエを7アンド6という快勝したローリー・ケーンと対戦。14番を終了して2ダウンと劣勢に立たされていたが、終盤17番でマッチイーブンに戻し最終18番で快心のバーディ。3回戦、準々決勝進出を決めた。
昨年の大会同様、日本選手がバタバタと姿を消す展開となっているが、米山と共に3回戦にコマを進めたのは、日本が誇る2年連続賞金女王の不動裕理だ。
前日27ホール闘い、この日も朝から戦ったレイチェル・テスキとラウンドした不動。2番で先制すると、その後は1度もイーブンには戻させない手堅いゴルフをした。2アップで迎えた17番ドーミーホールでもポイントを奪い3アンド1で勝利をもぎ取った。
今大会は初戦でアニカ・ソレンスタム、朴セリといった米国ツアーを代表する選手が敗戦し、波乱の幕開けとなったが、2回戦では、米国ツアーナンバー3のカリー・ウェブまで姿を消すことになった。こうなると誰が優勝するのかまったく予想できない。日本の米山、不動には決勝に進むくらい頑張ってもらいたい。