木戸愛の最新クラブセッティング
2013年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
期間:03/08〜03/10 場所:琉球GC(沖縄)
木戸が開幕戦制覇に王手! 森田が1打差、横峯は3位で追う
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 2日目◇琉球GC(沖縄県)◇6435ヤード(パー72)
4位タイから首位を2打差で追ってスタートした木戸愛が「66」をマークし、通算10アンダーで単独首位に浮上。初優勝を挙げるなど昨年ブレイクした勢いをそのままに、開幕戦制覇に王手をかけた。
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通算9アンダーの単独2位には「67」と5つ伸ばした森田理香子が浮上。通算7アンダーの3位タイに、李知姫、金ナリ(いずれも韓国)、横峯さくら、茂木宏美、上原美希、表純子の6人が続いている。アマチュアで14歳の新垣比菜が、通算5アンダーの10位タイと健闘。宮里美香は通算4アンダーの18位タイ。昨年大会を制した斉藤愛璃は、カットラインに1打及ばず通算イーブンパーの55位タイで予選落ちを喫した。
<主な成績>
順位/スコア/選手名
1/-10/木戸愛
2/-9/森田理香子
3T/-7/横峯さくら、金ナリ、李知姫、表純子、上原美希、茂木宏美
9T/ -6/カン・スーヨン
10T/ -5/新垣比菜(アマ)ほか
18T/-4/宮里美香ほか
22T/-3/上原彩子、金田久美子ほか
55T/0/斉藤愛璃 ほか
<ショートゲームのレベルアップで首位浮上の木戸>
連日の晴天でフェアウェイは硬くランが出る状態。さらに風も穏やかなため、イーグルが続出する展開となった2日目。4番パー5で2オンに成功した木戸愛も6メートルのパットを沈めてイーグルを決めた。
その後4つのバーディを積み重ねて2位に1打差の単独首位に立ち、ツアー2勝目に王手をかけた。ラウンド後に木戸は「今日は完璧なゴルフというのではなく、昨日よりもピンチが多い中で寄せとパッティングで助かった感じです」と振り返る。
スタートの1番では2打目でグリーンを捕らえられずも、ピンまで10ヤードのアプローチをしっかりと寄せた。10番もティショットを曲げてピンチを迎えたが、アプローチでパーをセーブ。そして最終18番パー5は2オンを狙ったがボールはグリーン右サイドの傾斜に止まる。左足上がりの状態から2.5メートルに寄せてバーディフィニッシュとなった。
「オフにアプローチの練習を多くやってきました。グリーンを外すと昨年までなら動揺していたと思いますが、今年は落ち着いてアプローチが出来ています」と自信を覗かせる。開催コースの琉球GCは砲台グリーンが多い代わりに、グリーン周りを含め深いラフがない。自信をつけたアプローチで、最終日も不安無く戦い切ることができるか。