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茂木宏美が逆転で国内メジャー初制覇!2打差2位に佐伯三貴

2013/05/12 13:52

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 最終日◇茨城GC西コース(茨城県)◇6669ヤード(パー72)

3日目を終えて首位からは2打差、5アンダーの2位タイから出た茂木宏美が「68」をマークして通算9アンダーとし逆転優勝を飾った。前半アウトで3バーディを奪い、2位以下に2打差をつけてトップで折り返すと、後半もリードを拡げた。2011年の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」以来となるツアー6勝目、36歳17日での国内メジャー初制覇は史上8番目の年長記録となった。

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茂木からは2打差、通算7アンダーの2位に佐伯三貴。単独首位から出た森田理香子は1ストローク落とし、6アンダー3位でフィニッシュ。5アンダーの4位タイにリュー・ソヨン、イ・ジウ(韓国)、そして米女子ツアー1勝の16歳アマ、リディア・コー(ニュージーランド)が並んだ。横峯さくらは通算4アンダーの7位に終わり、2週連続優勝はならなかった。

<茂木、2人の母に送った最高のプレゼント>

5月12日、母の日。茂木が、コースで見守っていた母・サト江さん(66)にメジャー初勝利という最高のプレゼントを贈った。

「集中しないといけないから」と、サト江さんはメジャーの舞台で優勝争いを続ける茂木に、電話やメールなどの連絡をいっさい行なわず、太三男さん(67)と夫婦いっしょにロープの外から声援を送り続けた。「これは嬉しいですよ。(メジャー優勝は)やっぱり普通とは違うから」と太三男さん。サト江さんも「言うことがありません・・・」と感無量の様子だった。

サト江さんのことを聞かれ、「真っ先に思い浮かぶのは・・・」と回顧する茂木。「私が研修生の時にプロテストに受からず、回りからは“もうやめた方がいい”と言われていた時に、占いを見た母に“宏美ちゃんのせいじゃないよ。今年は悪い年だけど、来年、再来年は良くなるから、本当にゴルフをやめない方がいいよ”と言われて。そのお陰で、今のまま練習すればいいんだ、って思えるようになったんです。母の思い込みの強さと強引さに感謝しています」。笑い混じりに、母へ感謝の言葉を綴った。

そして、2010年10月に結婚した夫・窪田大輔さんの母へ。「妻らしいことは一切やっていないにも関わらず、何も言わずに応援して送り出してくれているんです。2人の母に感謝したいと思います」。

1年ほど前から「夢に見るほどだった」というほど切望していた、初のメジャータイトル。2013年の母の日は、茂木にとっても2人の母にとっても、忘れることのできない最高のメモリアルデーとなった。

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2013年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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