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パー5でスコアを伸ばしたデービースが大会4勝目

国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の最終日は、前日までの冷たい雨から一転、秋晴れのゴルフ日よりとなった。そして、この大会過去94年から3連覇を達成するなど、コースとの相性も抜群のローラ・デービースが2日目に単独首位に立ち、独走態勢に入るかと思われた。

しかし、2アンダー5位からスタートしたディフェンディングチャンピオンの具玉姫が、2番パー3から5番パー5まで4ホール連続でバーディを奪い猛チャージをかけた。この時点で首位デービースの8アンダーに並んだが、その後11番でスコアを落とし6アンダーにしてしまった。終盤まで2位で踏ん張っていたのだが、最終18番ホールでダブルボギーを叩き3位となった。

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変わって順位を上げたのはこの日5バーディ、ノーボギーの安井純子。スタートの1番、そして最終18番と要所でスコアを伸ばした安井が6アンダーで単独2位に入った。

チャンスというときに、バーディパットが決まらず苦しい展開に見えたデービースだったが、得意のロングドライブを生かし、パー5で3ストローク伸ばした。そして2位に3ストローク差で優勝を決めた。

「具玉姫さんも非常に調子が良かったので、とにかく私はパットがなかなか入らなくて心配でした・・・。この3週間は日本に滞在していますが、非常に安定したプレーをしていると思います。今週、米国に戻ってツアー選手権に出ますが、それに向けて非常に自信もついたし、満足しています」

4アンダーの3位には、安井と同じくこの日のベストスコア67をマークした藤井かすみが15位から順位を上げてきた。同じく3位に今シーズンプロテスト合格の魏ユン潔も入っている。この試合で330万円を加算した魏は、出場可能な次週の大王製紙エリエールレディスオープンで100万円以上獲得するとシード権も見えてくる。

また、2年連続賞金女王を狙う不動裕理は、3、4番で連続ボギーを叩きスコアを落としたが、5番でバーディを奪い息を吹き返した。難しいと言われる後半では16番で2打目が直接カップインしイーグル。最終18番もバーディで、2年前にプロ初優勝を果たした思い出の試合を7位で終了した。

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2001年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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