世界ジュニアゴルフ選手権【2】 日本予選会のエントリーがスタート
2000年 那須小川レディスプロゴルフトーナメント
期間:04/21〜04/23 場所:那須小川GC(栃木)
福嶋晃子、猛チャージで一気に首位
こんなに明るい表情の福嶋晃子を見るのも久しぶりなような気がする。3番のイーグルをきっかけに、何をやっても好結果の7バーディ。63をマークして圏外の23位から一気に単独首位に上がった。中野晶の好ゴルフもかすんでしまうような展開だった。明日最終日もアッコの笑顔を見ることができるか。
福嶋晃子は「明日はOB 3つまでいい。とにかく振ってこい」と父に言われてきたという。ミスを怖がらず、思い切り振ることができた。
3番ロングもドライバーを使った。セカンドは3アイアンでわずかに乗らず。しかしカラーからきれいに決まってのイーグルだった。「ついてるな」と思った。
あとは8番から3連続バーディ。13番も1メートルに付けてバーディ。15番からまた3連続。「ミスしても、いい方へいい方へ行く。ミスの幅が小さかった。ショットには変わりないけど昨日はリズムがちょっと速かったので、少し間をとるように心がけた。明日もこういうリズムで行けるといいな・・」
「一気にトップでキャディが緊張しなければいいけど」と笑った。
中野晶は1ボギー5バーディ。ショットは「いまいち」だったしミスショットも出たが「いいミスだった」という。「ショットのミスもちょっとしたズレだと思うんですけど、綱渡りをしてるみたいなものです。もうちょっと直していきたい。もっとフェード打ちに磨きをかけていきたい」
福嶋晃子をたっぷり意識している。「1ストローク差。もっと圧迫感を与えたい。自分のショットができればプレッシャーをかけられると思うんです。でも取り敢えず60台で回らないとどうしょうもない。前にも後ろにもいるんですから、ウカウカしてられないです」