選手コメント集/富士通レディース 最終日
2000年 富士通レディース
期間:10/13〜10/15 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
初日は高又順。山田、大城など追走
富士通レディースが今年も、東急セブンハンドレッドクラブで開幕した。初日は韓国の高又順が5アンダーとして2位に2打差をつけての単独首位に立った。3アンダー2位には山田かよ。大城あかねが2アンダー3位。ディフェンディングチャンピオン服部道子は中野晶・肥後かおりらと並んで11人の4位グループにつけている。
アウトからスタートした高又順は、1番ホールをバーディで好調な滑りだしとした。暑いのが苦手で秋口から調子があがってくるという本人の言葉どおり、初日単独首位の座をキープした。5バーディ、ボギーなし。「前半がすごく良くってノーボギーで行こうと思っていました。寒いくらいのほうが、リズムもよくなるしね。プレッシャーに負けないようにがんばります」 優勝から3年半離れている高又順、このあたりで1勝ほしいところだ。
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6バーディ、3ボギーと出入りのあるゴルフだった山田かよ。「ショットはよくピンに絡むんですが、1~2メートルのパットがいまいち」 バーディパットは入るのに、パーパットだと「入れたい」気持ちが強過ぎてライン通りにストロークできなくなってしまう。「外れそうだという気持ちが、外させる」 今まで短いパットに不安はなかったのにという。
練習ラウンドは大城あかねと回った。「色々とアドバイスをもらったおかげで、少しはマシになりましたけど・・・。明日はまた一緒に回れそうなので、気持ちは楽になるかもしれません」 明日以降はパットの調子頼みとなりそうだ。
昨年優勝の服部道子は「ショットのイメージが良くなってきました」 以前はドローを打つつもりでフェードが出たりして、行き先はボールに聞いてという感じだったという。しかし今日はたとえ失敗があっても自分で考えた通りのミスとなるため、次のショットに集中できた。「先週から3ラウンド連続アンダーパーのラウンドが出来ています。賞金ランクは21位なので、もう少し頑張りたいですね」