世界ジュニアゴルフ選手権【2】 日本予選会のエントリーがスタート
2000年 LPGAツアーチャンピオンシップ
期間:11/23〜11/26 場所:ハイビスカスGC(宮崎)
高村首位キープ。今度こその中野が2位へ
スコアが伸びなかった曇天の3日目。首位高村亜紀は73プレーでなんとかトーナメントリーダーの座を保った。何回も惜しいチャンスを逃がしている中野晶、高又順が浮上して2位3位と迫っている。不動裕理も4差でまだ十分射程距離内。最終日も激戦になりそうだ。
高村亜紀は2ボギー、1バーディ。3番でバンカー入りしたティショッが目玉でボギーが先に来た。じっとガマンして9番でたった一つのバーディ。14番で左ラフから乗らずボギー。あとはひたすら凌いだパーの連続だった。「今日はよく頑張りました。よくまとめたという感じです」
<< 下に続く >>
スタート前から体が重い感じがあった。「キレがないというか、何か疲れたなーと。今日はガマンの日になるのかなと思ってました」 思い当たる理由は昨夜の焼き肉の食べ過ぎ。もともと疲れると腹を壊しやすい体質なのに、つい食べてしまった。しかし今朝はしっかり朝食をとれたし、今夜も焼き肉以外ならしっかり食べようと思っているという。
この試合を取ると、日本女子オープン、女子プロに続く公式戦3冠となる。「記録に関してはまったく意識はないです。公式戦というよりも、とにかく試合に勝ちたいという気持ちです」
上位常連が定着してしまった感のある中野晶。いきなり4番から連続ボギーが来た。以後もバーディ・ボギーが交互にくるような荒いラウンドだったが終盤16番、18番のバーディでようやく気分よく終えることができた。
「忙しいゴルフでした。四角(ダボ)取らなくて良かった。これが今の中野のゴルフですね」
ショットの出来不出来の差がはっきりし過ぎている。自己採点すれば60点。しかしそれが今の自分なら受け止めるしかない。「いくら三角(ボギー)が多くても、丸(バーディ)がそれを上まわっていればそれで結果ヨシ」と考えておくしかない。「明日が勝負です。その結果、自分を採点したい。明日は丸と三角の差が4つ以上はほしいですね」