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上位に変動、連覇を狙う全美貞が独走態勢に!

滋賀県のザ・カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー第12戦「リゾートトラストレディス」の2日目。晴天に恵まれたものの、初日とは異なる風向き、さらには難しいピン位置により全体的に伸び悩む展開に。その中でスコアを伸ばした選手は順位を大きく上げ、上位にも激しい変動があった。

単独首位に浮上したのは、イーブンパーの9位タイからスタートした全美貞(韓国)。伸び悩む上位を尻目に、7バーディ、ノーボギーという完璧なプレーを披露。連覇に挑むディフェンディングチャンピオンが、2位に4打差をつける独走態勢で最終日を迎えることとなった。

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通算3アンダーの2位タイには、福嶋晃子と中国出身の叶莉英。福嶋は15ホールを終えて5バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばして首位争いを演じていたが、16番でボギー、17番では痛恨のダブルボギー。1打を争う首位争いから一転、最終日は4打差を追う厳しい状況となってしまった。

単独首位からスタートした三塚優子は、前半は風の影響からかアイアンの距離感を乱し、3番から4連続ボギーを叩くなどスコアメイクに苦しむ展開に。それでも徐々に修正を施し、上がり3ホールを3連続バーディフィニッシュ。通算2アンダーの単独4位に何とか止まった。自身初の2週連続優勝を狙う横峯さくらは、12番までパープレーを続けていたが、直後の13番パー5で、2打目を2回連続でOBにするなどダブルパー(10打)の大叩き。この1ホールが大きく響き、通算4オーバーの28位に後退した。

2009年 リゾートトラストレディス



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