アピタ・サークルK・サンクスレディス/宮里藍涙の優勝インタビュー
1999年 アピタ・サークルK・サンクスレディス
期間:06/18〜06/20 場所:ユーグリーン中津川GC(岐阜)
ベテラン、中堅の大混戦
雨の2日目。肥後かおりが思いのほか伸びなかった。上位がのきなみスコアを崩した。それぞれのレベルに応じて上が後退し、下が浮上する。たとえれば、きれいにカードがシャッフルされてしまったような形。結果的にベテラン、中堅、力のある選手が上澄みに居残った。とりあえず首位は城戸富貴。明日は大混戦必至だろう。
首位に立った城戸富貴は6バーディをとったものの1ボギー、1ダボ。「前半はヒッカケ。後半、お腹がすいてきたら右へ飛ぶ。今日は調子いいんだか悪いんだか、わからない」
「とにかく予選通過と思ってプレーしていたら3番でバーディ。それで欲を出し始めたら5番でダボ。やっぱり謙虚にいかないと、と考え直したらまたバーディ」 8番から4連続でご褒美が来た。いろいろややこしいが「やっぱり明日も謙虚にいくのが一番ですね」
2週連続優勝のかかった肥後かおりは3番5番6番でボギーの先制パンチをくらった。「昨日と違ってドライバーがぜんぜんダメ。距離がまったく違ってしまった。おまけに乗らないしパッティングが悪いんだから、1オーバなんて立派なほうです。上出来です」
しかしインに入ってからはバーディ先行のいい雰囲気になってくれた。結局、4バーディ、5ボギーと忙しいプレーで18ホールを終えた。 「明日はどうなるか? こればっかしは、やってみないとわかりません」 体力があるほうではないので、天気の要素も大きいという。「明日、晴れてくれれば・・。1打差ですからね、気分的にはラクです」
本山裕子も2つ貯金を増やした。「今年は予選通過するかどうかという試合ばっかり。今週はせっかくのチャンスです。もう少しガマンし続けます」