選手コメント集/大王製紙エリエールレディスオープン2日目
1999年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/19〜11/21 場所:エリエールGC松山(愛媛)
2日目は首位3人の大混戦
首位スタートの松沢知加子もスコアを伸ばしたが、下からの追い上げがきつかった。大場美智恵、平瀬真由美、松沢知加子の3人が7アンダーで首位グループとなった。
イーブンパープレーの中野晶は結果的に後退。賞金レースに意欲を燃やす具玉姫も踏みとどまっている。村口史子は不本意プレーで23位タイへ沈んだ。注目の東尾理子は88位。しかし手応えはあった。「いろいろ体験できました。メンタル面の強化をもっとはからないといけないですね」
大場美智恵は5バーディ、1ボギー。「ショットは今日も悪かった。後半はとくにひどかった。ヒッカケ気味でまともに当たらないんです。よく耐えたと思ってます」
しかし何故か4アンダープレーができた。「18番をバーディで上がれたのは気分いいけど、この2日間、あまりゴルフのいいイメージがないんです。その悪いイメージ、なんとか無くしたいですね」
平瀬真由美は「納得できるショットでした」という。「パットが良くなってきて、それにつられてショットも良くなってきた。すべては結果です。結果を残せればすべては後からついてくると思います」
ゴルフは「考え」が80パーセント、「技術」が20パーセントと平瀬は思っている。練習ではその20パーセントのすべてが出しきれるのに、本戦ではその数パーセントしか使えない。「今年はこの試合が最後です。20パーセントをフルに出しきりたいです」
松沢知加子はちょっと消極的になってしまった。「守りに入ってしまった。でも同じ組の2人(中野、平瀬)がオーバー目に打っているのを見て、自分もこのままじゃいけないと気持ちを切りかえました。スコアがまとまったのはパターが入ってくれたからです」
2日続けてアンダーパーは本当に久しぶりなのだそうだ。「明日はキセキが起こってくれるといいな」