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諸見里しのぶがバーディ合戦を制して今季5勝目

岐阜県にあるみずなみCCで行われている国内女子ツアー第22戦「ゴルフ5レディス」の最終日、晴天に恵まれ9,532人のギャラリーが会場に詰めかける中、大混戦の優勝争いを抜け出したのは、賞金ランキングトップを走る諸見里しのぶだった。

通算8アンダーの首位タイからスタートした諸見里は、好調なショットとパットを武器に前半からスコアを伸ばす。3番では、先に長いバーディパットを入れた横峯さくらに負けじと5mを入れ返し、5番では1mにつけた横峯より先に、手前のグリーンエッジから10ヤードをチップイン。これで勢いに乗った諸見里は、6番4m、7番1.5mと立て続けにバーディパットを沈めて3連続バーディとした。

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2位の横峯らに2打差をつけて迎えた16番では、逆転の望みを託して1.5mのバーディチャンスにつけた横峯の希望を砕く、完璧な5mのバーディパットを先に沈めた諸見里。「良く入るなぁ」と、横峯も白旗を上げるしかなかった。

結局、最終日を「66」で回った諸見里は、通算14アンダーで2位に2打差をつけて今季5勝目を達成。この優勝で今季の獲得賞金は史上4番目の若さで1億円を越えた。

「今はゴルフをやっていて楽しいです。もっとうまくなりたいし、うまくなっていると思うから、休むよりもゴルフ場でちょっとでも動いている方がリフレッシュ出来る」という諸見里。次週は今季2戦2勝と得意とする4日間競技のメジャー大会。月曜日から練習ラウンドをするという諸見里の勢いは、しばらく止まりそうに無い。

通算12アンダーの2位タイに続いたのは、2日目、最終日と2日連続で自己ベストタイの「65」で追い上げた佐伯三貴と、有村智恵横峯さくらの3選手。首位タイからスタートして今季初優勝を目指した古閑美保は、一つスコアを伸ばしたものの通算9アンダーの7位タイに終わっている。

2009年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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