東北高校の意地を見せ、第2の故郷・仙台で首位に浮上した有村智恵

宮城県にある利府ゴルフ倶楽部で行われている国内女子ツアー第25戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の2日目、地元・東北高校出身の有村智恵が、8バーディ1ボギーの「65」、コースレコードタイの快スコアで通算9アンダーとし、単独首位に浮上している。

高校時代を過ごした杜の都・仙台で、有村が意地を見せた。初日は同組で回った上田桃子に3打及ばず5位タイ発進。だが、2日目にそのモヤモヤを晴らすかのような怒涛のバーディラッシュを見せる。前半4バーディ、後半4バーディ。最終ホールでカラーからのアプローチを2mショートして決めきれず、この日唯一のボギーを叩いたが、一気に7つスコアを伸ばして通算9アンダー。最終日は単独首位から今季4勝目を目指す。

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2位に続くのは、首位タイスタートの上田。この日は4バーディ2ボギーと2つスコアを伸ばして通算7アンダーとしたが、大爆発の有村には及ばず2位へと後退。しかし、首位とは1打差で、大会2連覇も十分狙える位置。明日は同郷の有村とのデッドヒートとなりそうだ。

通算4アンダーの3位タイには一ノ瀬優希と横峯さくらの二人が続く。通算3アンダーの5位は三塚優子。賞金ランキングトップの諸見里しのぶは、通算2オーバーの17位タイで2日目を終えている。