2位に4打差をつけ、単独首位で最終日を迎える宮里美香。メジャー最年少優勝への期待が高まる！

千葉県にある我孫子GCで開催されている、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」の3日目。朝のうちは小雨が降っていたが12時前後には雨も止み、競技は順調に進行した。

最終日を単独首位で迎えるのは、3打差をつけて首位からスタートした宮里美香。前半は5バーディ4ボギー、パーが0と出入りの激しい展開ながらも1ストローク伸ばして折り返すと、後半も最終18番はボギーとしたものの着実に1ストローク伸ばし、「70」でホールアウト。2位との差を4ストロークに広げ、女子ゴルファーの頂点の座に王手をかけた。

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「ここまで良いゴルフができています。欲を出してはダメだと言い聞かせ、最後まで頑張りたい」と美香。このまま逃げ切れば、史上最年少でのメジャータイトルホルダー（19歳と359日）となる快挙。10代最後となる今大会で、最高の思い出を作ることが出来るか。

通算7アンダーの2位タイには、ともに1ストローク伸ばした福嶋晃子と宋ボベ。今週、福嶋がタイトルを手にすれば4大メジャー全制覇となり、国内女子ツアーでは初のグランドスラム達成となる。明日は最終組で美香に直接対決を挑み、4打差からの逆転勝利と快挙達成を狙う。

通算5アンダーの単独4位には藤田幸希。通算4アンダーの5位タイには、宮里藍、上田桃子、横峯さくら、古閑美保、諸見里しのぶ、不動裕理ら豪華メンバーが顔を揃えている。