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室田が首位をキープ!芹澤が1打差を追う

◇国内シニアツアー第7戦◇日本シニアオープンゴルフ選手権競技3日目◇広島カンツリー倶楽部八本松コース(広島)◇6873ヤード(パー72)◇曇り◇ギャラリー数1778

午後から小雨が降りはじめ、肌寒い気候での第3ラウンドとなったこの日、通算6アンダーでブーンチュ・ルアンキット(タイ)、室田淳の2選手が首位タイに並んだ。2打差を追っていたルアンキットが、上位陣がスコアに伸び悩みを見せる中、1イーグル、4バーディ、4ボギーの「70」をマークして室田を捕らえた。

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室田は中盤までに2ストローク伸ばす勢いでスタートを切るが、後半に2つのボギーを叩いて失速。首位は死守しながらも、明日の最終日に是が非でも欲しいタイトル獲得に挑む。

首位を1打差で追うのは芹澤信雄。15番のバーディで首位タイに並ぶも、18番でボギーを叩き一歩後退。明日は最終組のひとつ前から逆転を狙う。

通算2アンダーの単独4位には真板潔、通算1アンダーの単独5位には奥田靖己が続いている。賞金ランクトップを走るキム・ジョンドク(韓国)は「75」とスコアを落とし、通算2オーバーの11位タイに後退している。

<首位の室田「フェアウェイキープは2回だけ」>
3日目を、イーブンパーと伸び悩んだ室田は「フェアウェイキープできたティショットは2回だけ」とショットに苦戦している。アイアンでティショットを放った11番(パー3)から右にプッシュする、という症状に「理由が分からない」と首を傾げる。後半は、パーでスコアをまとめることも必死だったというほど、ここ一番での苦戦を強いられた。「トップタイに並ばれてしまったけど、最後まで頑張りますよ」と、今大会タイトル獲得への並々ならぬ思いからか、足早に練習場へ向かった。

<首位と1打差の芹澤「明日はリラックスして臨める」>
首位と2打差からスタートした芹澤は、「今日はアンダーでまわれているので調子はいいです」と、3バーディ、2ボギーと1ストローク伸ばし、首位と1打差に迫った。「ショットは思った通りのイメージで打てています」とここまで好調をキープ。パットは後半に降り始めた雨でグリーンが重くなり、「最後(の一転がり)が伸びなかった」と要因を探る。「明日は最終組の1つ前で、リラックスして臨みますよ」と、ここまで3日間同組でラウンドした室田の背中を追う。

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2011年 日本シニアオープンゴルフ選手権競技



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