【スーパースロー】藍、美香ら注目選手たちの最新スイング
2011年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:02/24〜02/27 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
有村智恵が首位をキープ! 藍、美香、桃子は12位に浮上!
シンガポールにあるタナ・メラCCで開催されている、米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」の2日目。単独首位からスタートした有村智恵が1イーグル、6バーディ、2ボギーの「66」をマークし、通算10アンダーでその座をキープしている。
通算8アンダーの単独2位に、同じく「66」をマークしたカリー・ウェブ(オーストラリア)が浮上。通算6アンダーの単独3位にユ・スンヨン(韓国)が続いている。開幕戦を制したヤニ・ツェン(台湾)は、通算2アンダーの8位タイに後退。日本勢では宮里藍が2ストローク伸ばし、上田桃子、宮里美香と並び、通算イーブンパーの12位タイに浮上した。
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単独首位をキープした有村は2位に2打差をつける
出だしの1番でいきなりボギーをたたき、あわただしい序盤となった有村は5番(パー5)で流れを変えた。フェアウェイからの3打目を直接カップインさせてイーグル。「あれで気持ちが楽になった」ときっかけをつかむと、その後もバーディを量産。5メートル前後のパットをことごとくものにした。世界最高峰の舞台での優勝争いに「ひとつひとつに集中していきたい」と第3ラウンドへ意気込んだ。
2位にはベテランのウェブ
有村と同じく「66」をマークしたのはオーストラリアのカリー・ウェブ。9番(パー5)でイーグルを決めるなど、見せ場を多く作った。「素晴らしい気分。きょうは本当にパットがうまくいった。アイアンショットも良くてバーディをたくさん取れた」と納得の表情だ。
ヤニ・ツェンは後退、3位にはユ・スンヨン
トップの有村に3打差のスンヨンは「風が強かったけれど、練習ラウンドの時と同じ風が吹いていた」と満足げ。一方、2アンダーの8位に後退した世界ランク1位のヤニ・ツェンは「智恵はすごいね。リーダーズボードの10アンダーという数字を見た。でもまだ2日間あるし、ベストを尽します」と巻き返しに燃えていた。