韓国のSKY72GCで開催されている、米国女子ツアーの第20戦「LPGAハナバンク選手権」の2日目。大会初日に7アンダーをマークして単独首位に立った台湾のヤニ・ツェンは、この日もボギーが先行するが、4番から4連続バーディを奪うなど、スコアを伸ばしていた。

ところが、8番、16番など勢いがついたところでボギーをたたいてしまい、この日は2ストローク伸ばすのが精一杯だった。通算9アンダーと伸ばしたものの、首位と1打差の2位タイに後退してしまった。

＜＜　下に続く　＞＞

代わって首位に浮上したのは、3アンダー11位タイからスタートした地元韓国のスージン・ヤン。7バーディ、ノーボギーでラウンドしたヤンが通算10アンダーの単独首位で最終日を迎えることになった。

そして、この大会3連覇を狙うチェ・ナヨン（韓国）は、前後半2つずつバーディを奪い、ボギーは初日から1つもたたかぬ安定ぶり。スコアを通算9アンダーまで伸ばし、ヤニと並び2位タイ。逆転優勝に向けて絶好の位置につけている。

また、今大会唯一日本勢で出場している上田桃子は、4バーディ、1ボギーでのラウンド。スコアを3つ伸ばして45位タイから通算2アンダーの31位タイまで浮上してきた。