大会2連覇へ向け、好スタートを切ったレクシー・トンプソン（Darren Carroll/Getty Images)

◇米国女子◇ナビスターLPGAクラシック 初日◇RTJゴルフトレイル（アラバマ州）◇6607ヤード（パー72）

ディフェンディングチャンピオンのレクシー・トンプソンが2連覇へ向け初日からビッグスコアを叩き出した。出だしの1番からバーディ発進を決めると、4番からは3連続、9番からは2連続バーディ。順調にスコアを伸ばし9バーディ、ノーボギーの「63」をマークし、9アンダーでいきなり単独首位に立った。

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昨年大会では、当時16歳7か月8日の米女子ツアー史上最年少優勝記録を樹立。今年8月にアマチュアのリディア・コー（ニュージーランド）が「CNカナディアン女子オープン」で新たに15歳4カ月2日と記録を更新したが、1年前に与えた衝撃は相当なもの。2日目からトップに立ち、最後は後続に5打差をつける圧勝だった。今年はまず初日に思い出のコースとの相性の良さを披露。独走の可能性も予感させた。

その17歳を2打差で追うのは今季初勝利を狙うパク・ヒヨン（韓国）とリセット・サラス。6アンダーの4位タイにはステーシー・ルイス、カレン・スタップルズ（イングランド）ら5人がつけている。昨年大会で3位に入ったアンジェラ・スタンフォードは5アンダーの9位タイと、初日から激しいバーディ合戦の様相だ。

一方、復調の兆しを見せているヤニ・ツェン（台湾）だが、初日は3バーディ、2ボギーで1アンダー52位とやや出遅れ。また、日本勢で出場している片平光紀と金子絢香はそれぞれ1オーバー87位タイ、3オーバーの112位タイと2日目の巻き返しが必要になった。