カリフォルニア州のエルカバレロCCで開催された米国女子ツアー第4戦「ジ・オフィスデポ選手権」で、初日から単独トップに立った女王アニカ・ソレンスタムが、3日間首位を守り今シーズンの1勝目を飾った。

開幕戦を欠場したソレンスタムは、第2戦で早くも優勝争いに加わり、一時は首位にも立っていた。しかし、最終日にスコアを伸ばせず韓国の朴セリに優勝を奪われた。そして先週のメジャー第1戦「ナビスコ選手権」でも、優勝争いを行いながらもフランスのP.M.レボークに栄冠を奪われた。

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今週も2日目の後半からスコアを崩し、不安材料が増殖したが振り切ることができた。最終日はスタートから連続ボギーで2位グループに吸収された。しかし、5番ホールから3連続バーディを奪い完全に抜け出した。終わってみれば2位に4打差を付ける快勝だった。

2位には打倒ソレンスタムに燃える朴セリなど3人が並んだ。ソレンスタムの3年連続賞金女王を阻止すべく朴が賞金を積み重ねている。今年もこの2人の争いが楽しみになってきた。

日本勢では、マンデー予選から上がってきた小俣奈三香が大健闘を見せた。周囲がスコアを崩す中、最終日も1オーバーで耐え通算4オーバー13位に食い込んだ。昨シーズン1年間ツアーに出場していたが、この13位が自己ベストとなる。また、福嶋晃子は残念ながら予選落ちとなっている。