アニカ「全米女子プロ選手権」優勝を振り返る
2001年 マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権
期間:06/21〜06/24 場所:デュポンCC(デラウェア州)
K.ウェブが史上5人目のグランドスラムを最年少で達成!
米国女子ツアーのメジャー第3戦「マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権」最終日。2日目に飛び出したK.ウェブが14アンダーまでスコアを伸ばし、今シーズンのメジャー2連勝。そして、4大メジャーを全て制覇し、史上5人目のグランドスラマーになった。ウェブは現在26歳で最年少記録も塗りかえた。
2位に3打差でスタートしたウェブは3番ホールでバーディを奪うと、4番は4日連続のバーディ。続く5番も取り15アンダーまで伸ばした。前日までのウェブはラウンド中もリラックスする為か、時より笑顔を見せていたが、この日は黙々とプレーに打ちこんでいた。その後スコアを伸ばせず、終盤17、18番では連続ボギーを叩いてしまったが、14アンダーで2位ディアスに2打差をつけて優勝した。
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ウィニングパットを沈めると、ウェブの目には涙が。勝利の感激よりも病床の祖父を思うあまり溢れ出たというのだ。決勝ラウンドに入り、容態が悪化したという知らせを受け、この最終ラウンドを棄権することさえ考えていたという。
今シーズンすでに5勝し、メジャーも第1戦に勝っているA.ソレンスタムだが、2大会連続でウェブの前に涙を飲む結果となった。しかし、最終日のソレンスタムは終盤4ホールで3つのバーディを奪い9アンダーの5位まで順位を上げる意地を見せた。今シーズンも終盤までソレンスタムとウェブの賞金王争いが白熱しそうな感じだ。
初日が2位という好スタートだっただけに、周囲も本人も期待してしまった福嶋晃子は、最終日もスコアを伸ばすことはできなかった。2バーディ、3ボギーで通算1アンダーの26位で終了した。
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