セント・アンドリュースでの「全英女子オープン」に関する話題
2001年 全英女子オープン
期間:08/02〜08/05 場所:サニングデイルGC(イングランド)
エースも奪った、C.マシューが9アンダーで単独首位
初日サスペンデッドになった全英女子オープンの2日目。前日から続いた雨は午前中に止み、青空が広がるとともに各選手がスコアを伸ばしだした。
初日を16番で終了したJ.ムーディが、4アンダーのL.デービース、J.ヘッドと並んでいたが、この日の早朝に行われた残りのラウンドでバーディを1つ奪い、5アンダーの単独首位でファーストラウンドを終了。
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セカンドラウンドに入ったムーディは、5バーディ、3ボギーで通算7アンダーまで伸ばした。しかし、ムーディよりも遅くスタートした選手が次々と好スコアをマークしてきた。大きく伸ばしたのは韓国の金美賢とC.マシューだった。初日イーブンパーの37位からスタートした金はノーボギーで7アンダーをマーク、ムーディと並び2位タイに浮上した。
そして2アンダーからスタートしたC.マシューも7ストローク伸ばし通算9アンダーで単独首位に立った。5バーディ、1ボギーで7アンダーまで伸ばしていた。15番パー3ではティショットがグリーン手前のカラーに弾み、コースの傾斜でピン方向に跳ねた。そして2バウンド目にカップの縁でもう一度跳ね、そのままカップに吸い込まれた。このホールインワンで混戦を抜け出したマシューは、最終18番ホールでもセカンドショットをピン奥60センチにつけ、楽々バーディを奪った。
メジャー3連勝、そして今回からメジャーに昇格したこの全英女子オープンの優勝するとスーパーグランドスラム達成となるK.ウェブは、スコアを5つ伸ばし通算3アンダー。初日58位から13位タイまで急浮上した。一方、ウェブのライバルA.ソレンスタムは初日2アンダーの6位タイにつけていたが、この日は2オーバーでイーブンパーの37位まで後退してしまった。
注目の日本勢は、初日1アンダー16位の藤井かすみがスコアを1つ伸ばし2アンダーにしたが、24位に後退。小林浩美も同じく24位で並んでいる。また、原田香里も2ストローク伸ばしイーブンパーの37位、日本ツアーでは新人の李知姫が2オーバーの64位タイで予選を通過した。