16歳アマが大会連覇！ 米ツアー史上初となる2勝目を手にしたL.コー（Stephen Dunn /Getty Images）

◇米国女子◇CN カナディアン女子オープン 最終日◇ロイヤルメイフェアGC（カナダ）◇6,403ヤード（パー70）

世界を席巻中の16歳が、またも快挙だ。首位に1打差でスタートしたアマチュアのリディア・コー（ニュージーランド）が、この日のベストスコア「64」をマークし、通算15アンダーで逆転勝利。昨年、米ツアーの最年少優勝記録（15歳4か月2日）を塗り替えた思い出の舞台で、今度は「アマでプロツアー連覇」を成し遂げた。

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フロントナインからチャージをかけ、早々に逆転へのシナリオを整えた。スタートからの8ホールで5バーディを奪い、一気にリーダーボードのトップに浮上。後半は独走態勢を築き、最終的に2位に5打差をつける完勝だった。アマチュアでの米ツアー通算2勝目は、同ツアー史上初となる。

また、コーのプロツアーでの優勝は、2012年の豪州女子ツアー「ニューサウス・ウェール女子オープン」、欧州女子ツアー「ISPSハンダ・ニュージーランド女子オープン」、そして今大会の2連覇による通算4勝目となった。

通算10アンダーの単独2位にカリン・イシェール（フランス）。通算9アンダーの3位タイに、ブリタニー・リンシコムとキャロライン・ヘドウェル（スウェーデン）が続いた。

3人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は、通算4アンダーの宮里美香が13位タイで最上位。宮里藍が通算2アンダーの20位タイ、上田桃子が通算7オーバーの56位タイで4日間を終えた。