最終的には4打差をつけ、今季初勝利を挙げたO.ジヨン（Hunter Martin /Getty Images）

ニュージャージー州にあるアッパーモントクレアCCで開催されている、米国女子ツアー第9戦「サイベースクラシック」の最終日。オー・ジヨン（韓国）が通算14アンダーで今季初勝利を手にしている。

真冬並みの寒さと強い風に、全体的に伸び悩む展開となった最終日。スーザン・ペターセン（ノルウェー）と並び首位タイからスタートしたジヨンは、前半の3番から1ホール置きに3つのバーディを決めるが、8番、10番と立て続けにボギーを叩いてしまう。しかしその後は我慢のゴルフでスコアをキープ。終盤、首位を並走していたペターセンがスコアを落として単独首位に立つと、最後はバーディで締めくくり、通算14アンダー。嬉しい今季初勝利を手に入れた。

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連続ボギースタートと苦しい立ち上がりでありながら、その後3連続バーディを決めるなどして競り合いを演じたペターセンだったが、後半に入り失速。ラスト2ホールでボギーを叩き、通算10アンダー。終わってみれば4ストロークの差をつけられ、単独2位で大会を終えている。続く通算8アンダー、3位タイにはポーラ・クリーマーとミッシェル・ウィが並んでフィニッシュしている。

20位タイで最終日を迎えた上田桃子は3バーディ、2ボギーで1つスコアを伸ばし、通算4アンダー。11位タイと日本勢最高位でフィニッシュ。8位タイからスタートし、さらなる上位進出に期待がかかった宮里藍であったが、この日は1つもバーディを奪うことができず、4ボギーでホールアウト。通算2アンダー単独18位に後退した。宮里美香は「79」を叩き通算7オーバー、61位タイで大会を終えている。