昨年は朴仁妃が2位に4打差をつける圧勝で逃げ切り、63年ぶりとなるメジャー3連勝を達成した

海外女子メジャーの今季第2戦「全米女子オープン」は19日（木）、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で開幕する。前週の男子メジャー「全米オープン」に続く史上初の男女同会場の開催。18ヤードの総距離を男子の7,562ヤードから6,649ヤードに縮小し、グリーンの状態もソフトに設定されるが、熱気を引き継ぎ、再び世界一の座を争う戦いがティオフする。

ニューヨーク州セボナックGCで行われた昨年大会は、朴仁妃（韓国）が2位に4打差をつける圧勝で逃げ切り、63年ぶりとなるメジャー3連勝を達成。今季は世界ランク1位から陥落したものの、2週前の「マニュライフファイナンシャルクラシック」で初勝利を飾っており、上り調子で“2つの連勝”を狙う存在だ。

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一方で、メジャー初戦の「クラフトナビスコ選手権」を制したレクシー・トンプソンや、復活の兆しを見せたミッシェル・ウィ、ポーラ・クリーマーらが母国のナショナルオープンにおける活躍が期待されている。

そして日本勢は宮里藍、宮里美香をはじめとした米ツアーを主戦場とする4選手のほか、日本ツアーで昨シーズンに好成績を残した森田理香子、横峯さくら、吉田弓美子が参戦。

さらに今年から世界4か所で開催された最終予選会を、日本会場で通過した5人が出場する。既に今季2勝を挙げた成田美寿々、3月に初勝利を飾った渡邉彩香ら4人のプロのほか、アマチュアの16歳・橋本千里にとっても貴重な経験の場所となる。

なお、米国の予選会を通過した11歳のルーシー・リーは、史上最年少出場選手としてメジャーの舞台を踏む。

【主な出場予定選手】
朴仁妃、P.クリーマー、M.ウィ、L.トンプソン、L.コー、S.ルイス、Je.コルダ、A.ノルドクビスト、K.ウェブ、フォン・シャンシャン、宮里藍、宮里美香、上原彩子、有村智恵、森田理香子、横峯さくら、吉田弓美子、成田美寿々、渡邉彩香、穴井詩、城間絵梨、橋本千里（アマ）