米国女子ツアー第18戦「P&Gビューティ NWアーカンソークラシック」が､アーカンソー州にあるピナクルCCで開幕。雨によりスタートが大幅に遅れ、途中サスペンデッドとなる中、宮里藍が暫定3位タイでスタート。暫定単独首位にはS.H.リー（韓国）が立っている。

去年の大会に続き、今年も「雨の大会」となるのか―。
夜から降り続いた強い雨は、スタートを5時間遅らせた。そんな状況の中でも、好調を維持する宮里は、冷静さを失わずバーディスタート。その後、3連続バーディを含む6バーディ、1ボギーでラウンドし、5アンダー。暫定ながら3位タイにつけて初日を終えている。

その宮里を、去年の「HSBC女子世界マッチプレー選手権」決勝で破ったS.H.リーが暫定単独首位。前半は2度の連続バーディ、後半は4連続バーディをマークするなどして、8アンダー。今季2勝目に向けて見事なスタートを切っている。暫定単独2位につけているのは、リー、宮里と同期のH.J.チョイ（韓国）。6アンダーでホールアウトし、明日の戦いに挑む。

去年、アマチュアながら「幻のチャンピオン」となったステイシー・ルイスは、3位タイでフィニッシュした前週のプロデビュー戦「全米女子オープン」の勢いを維持し、3アンダー、暫定8位タイでホールアウト。明日の躍進に期待したい。また、注目の上田桃子は、1オーバー、暫定86位タイでホールアウト。予選通過に向けて、奮起が必要な位置で初日を終えている。

なお、残りラウンドは明日6時45分からスタートする予定となっている。