韓国にあるスカイ72ゴルフクラブで開催されている、米国女子ツアー第31戦「ハナバンク・コロン選手権」の2日目。キム・インキョン（韓国）が、安定したゴルフを披露して通算5アンダー。単独首位に立っている。

地元韓国勢がいよいよ本領を発揮してきた。4位タイからスタートしたキム。この日は多くの選手がスコアメイクに苦しむ中を、手堅くバーディを重ね通算5アンダー。昨年、ルーキーイヤーながら1勝をあげている期待の若手が、地元でツアー2勝目に王手をかけた。

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首位と1ストローク差の通算4アンダー、2位タイでキムを追うのは、カレン・スタップルズ（イングランド）と、地元韓国のハン・ヒーウォン。ハンも3バーディ、ノーボギーでラウンドし、キムを追走。安定感を欠いたスタップルズとは勢いの差を感じるが、最近好調なスタップルズにも、逆転の可能性は十分だ。

通算3アンダー、4位タイには、キャンディ・クン（台湾）とルーキーのA.ヤング、ジャン・ジョン、H.W.ソンの韓国勢に、韓国系アメリカ人のクリスティナ・キム。そして、キャサリン・ハル（オーストラリア）と、ソフィ・グスタフソン（スウェーデン）が、2アンダー、6位タイに続いている。最後に物を言うのは経験か、勢いか。混戦必至の最終日、白熱した戦いが見られそうだ。