バージニア州にあるキングスミルリゾート&スパで開催されている、米国女子ツアー第9戦「ミケロブウルトラオープン」の最終日。通算10アンダーで、J.Y.リー（韓国）とスーザン・ペターセン（ノルウェー）がトップに並びプレーオフへ突入。これを制したペターソンが、悲願のツアー初優勝を飾った。

今季は第4戦の「セーフウェイインターナショナル」で単独2位、メジャー初戦の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」でも2位タイと、僅かの差で初勝利を逃してきたペターセン。この日は3バーディ、ノーボギーと安定したプレーを演じ、リーとのプレーオフでも冷静さを失うことはなかった。プレーオフ3ホール目でリーを破り、見事に3度目の正直を逆転勝利でものにした。

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首位と4打差の3位タイからスタートし、米国ツアー初優勝が期待された宮里藍は、この日は序盤からボギーが先行する苦しい内容。最終的には1バーディ、3ボギーでフィニッシュし、スコアを2つ落として通算5アンダーの単独6位に終わった。

通算7アンダーの単独3位には、終盤にスコアを落として優勝争いから脱落したサラ・リー（韓国）。通算6アンダーの4位タイには、ステイシー・プラナマスドとポーラ・クリーマーの2人が入った。その他の有力選手では、カリー・ウェブ（オーストラリア）が、通算3アンダーの10位タイ。ナタリー・ガルビス、ロレーナ・オチョア（メキシコ）もスコアを崩し、通算1アンダーの20位タイで終えている。