「ダブルパンチ」でバーディなしも…渋野日向子が踏み出した一歩
2023年 Danaオープン
期間:07/13〜07/16 場所:ハイランドメドウズGC(オハイオ州)
渋野日向子が4月以来の連戦 全米女子オープン覇者もオハイオへ
◇米国女子◇Danaオープン 事前情報◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6642yd(パー71)
カリフォルニア州ペブルビーチGLで初開催された「全米女子オープン」の興奮も冷めやらぬまま、1984年に始まった伝統の大会が13日(木)に開幕する。オハイオ州シルバニアが舞台として定着している一戦は、ことしで38回目。昨年は9月に行われ、最終日に自己ベスト「63」で回ったギャビー・ロペス(メキシコ)が4打差を逆転してツアー3勝目を挙げた。
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西海岸から東海岸に移動しての連戦には、全米女子オープンで不本意な予選落ちに終わった世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)がエントリー。大会2勝のリディア・コー(ニュージーランド)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)といった人気選手、プロ転向から優勝→8位→9位と好成績を連発しているローズ・チャン、ペブルビーチを制したアリセン・コープスもメジャータイトルを引っ提げて登場する。
次週のペア戦「ダウグレートレークスベイ招待」を挟み、ツアーはメジャー2戦を含めて欧州で試合が続くタフなスケジュール。調整に専念するトップ選手も多く、日本勢も同様だ。直近のメジャーで優勝争いを演じ、54ホール短縮競技となった2021年大会を制している畑岡奈紗、年間ポイントレース2位の古江彩佳、笹生優花らが出場を見送った。
渋野日向子は4月以来の連戦を組んでフィールド入り。日米ツアー4試合連続の予選落ちは自己ワーストとなっており、まずは4日間を戦い抜いて欧州へ向かいたいところ。初出場で決勝ラウンドに進めなかった前年のリベンジもかかる。
<主な出場予定選手>
ギャビー・ロペス、リディア・コー、ブルック・ヘンダーソン、ミンジー・リー、リン・シユ、チョン・インジ、コ・ジンヨン、アリセン・コープス、渋野日向子、ローズ・チャン、上原彩子、野村敏京