安田祐香はオーガスタの決勝ラウンドへ 後半猛チャージで6位オーガスタ女子アマ2019
サソウはマキロイに会える? 男子選手は金曜午後にもオーガスタで本格練習
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 2日目(4日)◇チャンピオンズリトリートGC(ジョージア州)◇6355yd(パー72)
フィリピンと日本の両国籍を持つユウカ・サソウ(笹生優花)が、オーガスタナショナルGCで6日(土)に行われる決勝ラウンドに進出した。36ホールの予選ラウンドを1オーバーの11位タイで終え、上位30人の通過枠に入った。
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第2ラウンドを3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「73」で回った17歳は、心配そうにスコアを提出した。「後半から風が強くなった。でも風よりも自分のショットが良くなかった」。数秒おきに順位のページが変わる電光掲示板で、なかなか自分のポジションを確認できないままホールアウト。「残っているか分からない…」と口にしたが、トップと6打差でオーガスタ行きの切符を手にした。
21世紀(2001年)生まれの女子アマにとって、「マスターズ」で思い出される名シーンはふたつ。タイガー・ウッズが最終日16番(パー3)で池の脇からチップインを決めた2005年大会、そしてロリー・マキロイ(北アイルランド)が最終日に単独首位から逆転負けを喫した11年大会だという。ウッズの当時の名場面の記憶は過去の映像でしかないが、マキロイは「勝っていた時期によく私が見ていた」選手として、憧れてきた存在だ。
オーガスタナショナルGCでは5日(金)に練習ラウンドを行い、6日(土)に18ホールの決勝ラウンドを戦う。
ところで、次週の「マスターズ」に出場する選手の元にはすでに5日午後、6日夕方に当地で練習が可能という連絡が届いている。ひょっとすると、夢舞台で対面できるチャンスがあるかも…。「マキロイが来たら、サインをもらいに行きます!」(ジョージア州エバンス/桂川洋一)