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丸山茂樹「なんせトータル100歳ですから」 伊澤利光とW杯優勝コンビ復活

◇ツアー外競技◇ひかりTV 4K・FUNAI ダブルスゴルフ選手権(10日)◇平川カントリークラブ(千葉県)◇6892yd(パー72)

ツアー外のダブルス戦で伊澤利光とペアを組んだ丸山茂樹は、4月に同会場で行われた地区大会「千葉オープン」(44位)以来の競技参加。2002年の「ワールドカップ」優勝コンビ復活もいまや伊澤が51歳、丸山が49歳。26チーム中17位で終え、「なんせトータル100歳。越えられない壁が多々ございまして」と笑わせた。

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丸山は2017年に左手親指付け根を手術して以来、再起をかけている最中で、「手はベースボールグリップにしたので痛みはない。(ラウンド中はもどかしいゴルフで)心の痛みぐらいですよ」と口も滑らか。「伊澤さんと2人でこうやってチームでできるのはうれしい」とゴルフができる自らの現状を喜んだ。

前週は「日本プロ」のテレビ解説で石川遼の優勝を目の当たりにした。「どの選手より試合に対する執着心、集中力が勝っていた。いまの選手は無表情な子が多いなか、喜怒哀楽がきちんと出て、あきらめない姿はいいなと思う」と評した。

前日のプロアマ戦では、世界ランキング183位に浮上した石川に直接声をかけた。「『(あと)4回勝ったら(五輪出場の)チャンスあるな』と言ったら『一緒に行きたい』と言ってくれた。彼がいれば盛り上がる」と、東京五輪ゴルフ日本代表ヘッドコーチとして期待を寄せた。

自身の今後については、8月の地方オープン出場を経て、9月のシニアツアー出場を目標に準備を進める。「(9月12日に迎える50歳の)誕生日が分岐点。それからがスタート」と話した。(千葉市緑区/清野邦彦)

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