ホールアウト後、里見浩太朗と握手をする石川遼。大物有名人とのラウンドに緊張の連続だった

千葉県にある総成カントリー倶楽部で11日（月）“芸能人ゴルフチャンピオン決定戦”と位置づけられる「叙々苑カップ」が開催された。今年で第10回を迎える記念大会に、女子プロの飯島茜や東尾理子のほか、石川遼がスペシャルゲストとして初参戦。テレビを通してでしか見たことのない大物芸能人とのラウンドに、「すごく緊張しています！」と話しながらも、たくさんの笑顔を振りまきながら18ホールをプレーした。

石川は、前半9ホールは歌手の五木ひろし、俳優の田中健と同組。スタートの司会進行を務めた高橋五月プロから「4発くらい打っちゃって！」と言われると、緊張からか、最初の2発を左、3発目を右に曲げる連続ミスショット。4発目でようやくフェアウェイを捕らえ、苦笑しながらスタートして行った。前半を終えて昼食の焼肉とおにぎりを平らげると、後半9ホールは俳優の里見浩太朗、作曲家の平尾昌晃と同組でラウンドをこなす。

＜＜　下に続く　＞＞

ホールアウト後、里見浩太朗が「気持ちの運び方が勉強になった。こんなに若いのに、何であんなに落ち着いてプレーできるんだろう？」と言えば、平尾昌晃も「真剣さが凄いですよ。良い思い出になりました。最高！」と絶賛。後半だけで1イーグル、4バーディと好調だった石川も「一流芸能人の方とプレーができて、良い経験になりました。（今後へ向け）すごく良い弾みになりましたし、試合がない3週間でコースを回れる機会をできるだけ自分のプラスにしていきたいと考えています」と、大会を終えての充実感を口にした。

表彰式では壇上でトークショーが行われるなど、まさに“主賓級”の扱い。今後の目標を問われ、「来年もマスターズに出場することです」との返答に大きな歓声が沸き、表彰式会場を大いに盛り上げていた。なお、この大会の模様は、7月20日（月）の午前11時30分からテレビ東京系6局ネットで放送される。