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韓国ゴルフ取材 「グーグルマップが使えない」は本当か!?
2019/09/03 07:05
ゴルフの海外取材では、スマートフォンが普段以上に手放せない(普段も必需品だが…)。街中から離れたゴルフ場にレンタカーを走らせる際、地図アプリ「Googleマップ」がカーナビの代わりになる。
目的地の名称や住所を入力すると、GPS機能で把握する自身の場所(青い丸で示される)から車や電車、徒歩での行き方と所要時間が示される。見知らぬ土地でのマストアイテムだ。
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ただ、韓国では、目的地を設定しても『経路が見つかりません』というメッセージが出て、車での行き方が表示されないケースがある。今回の出張中も、10回以上あった。インターネットで『Googleマップ 韓国』と検索すると、同国では使用できないといった情報が並ぶ。
前週の韓国女子メジャー「ハンファクラシック」の会場で聞いても、詳しい事情を知っている人はいなかったが、ハンファグループのある社員は「以前、韓国内で話題になったことがあった」と振り返った。韓国人通訳のひとりは「国家保安法」で制限されているというのが一般的な理解だと話した。
日本メディアのソウル特派員は「Googleマップでは青瓦台(大統領府)や軍事施設は表示されないが、経路検索が制限されているのは知らない」と首をひねった上で、「そもそも便利じゃないから、韓国ではGoogleマップは使われていない」と指摘した。
この点に関し、韓国選手のマネジメントや大会運営に携わる女性は「韓国内ではGoogleマップではなく、『KakaoMap』と『Naver Map』をみんな最も使っている」と明かした。
韓国のインターネット関連企業Kakao(カカオ)とNaver(ネイバー)がそれぞれ開発した国産の地図アプリが双璧を成しているということだ。Googleマップに関する噂の真相は最後まで確認できなかったが、女性によると「韓国内ではGoogleマップがなくても、『KakaoMap』と『Naver Map』のどちらかがあれば、まったく困らず目的地に行けるの」だとか。(韓国・チュンチョン/林洋平)