石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
これぞスターの証!? 石川遼、連日の活躍でMVPに輝く!
古閑美保が石川遼に関して、「スター選手は上がりホールで魅せますからねえ」という言葉。国内男女、シニアツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2008」最終日、奇しくも古閑の目の前で、自ら口にした言葉が現実となった。大会は終盤にもつれにもつれ、最終組を回る石川、古閑、中嶋常幸の最終組の結果で勝敗が決まる展開に。ここで土壇場での大逆転を果たす3メートルのウィニングパットを沈め、会場に詰め掛けたファンの歓声を一身に浴びた。
スタート前に「最後に優勝をかけた場面がまわってくればいいですね」と口にしていたものの、「まさか自分にああいうチャンスが巡ってくるとは…絶対に活かさないといけないチャンスでした」と興奮冷めやらぬ様子。パットがボールに沈む前に勝利を確信し、グリーンサイドで待つチームメートの元へ飛び上がるように駆け寄った。「トッププレーヤーの方々と一緒にジャンプしながら喜んで、一生の思い出になりました。今年最後の試合は、最高の思い出になりました」と石川。大会MVPにも輝き、最後の最後までギャラリーを、そしてゴルフファンを大いに沸かしてくれた。
開催前は「ツアーの25試合とは別物と考えていた」という石川。「始まったら関係なかった。賑やかな雰囲気だけど、最後の方は真剣そのもので本当の試合みたいだった。チャリティにも加わることができるし、この大会に選ばれることは光栄なこと。来年もこの場所に立ちたい」と、来季大会の出場を誓っていた。
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