練習では悪くても、本番で力を発揮するタイプの上田だが・・・

明日3月7日（金）に開幕する国内女子ツアー。昨年、史上最年少で賞金女王となった上田桃子も出場する。しかし、2月に既に開幕している米国ツアーを3試合闘い、シンガポールから今週月曜日に帰国した上田の顔には、疲れの色がにじみ出ていた。

当初、火曜日の練習ラウンドにも会場に姿を出す予定だったが、最初に訪れたのは水曜日の朝。そしてこの日も9時過ぎには練習ラウンドのスタートを予定していたが、前半のハーフラウンドはキャンセル。そして大会前日のプロアマ戦では、ショットが左右にブレてしまい、何度もラフから2打目を打つことになった。

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「昨年まで、このコースは高麗グリーンというのもあって苦手意識を持っていた。このコースは簡単そうに見えて、ケガをするホールがありますね。私はドンドンバーディを狙っていきがちなので、それを見極めてプレーしたい。米ツアーで3戦はボギーが多かったので、今週はバーディを1日4つは取って、ノーボギーでラウンドしたい」。

記者会見では元気に対応をしていたが、ラウンド中はショット後に片手を離す、悔しそうな表情が目立った。明日からの試合には調整を行い、好スコアをマークできるのだろうか。週末にかけては、賞金女王桃子を一目見ようと多くのギャラリーが会場に詰め掛けそうだ。